アワビや煎餅が自分の歯で!

» 品川区在住 S様

2016年6月、妻から「最新の歯のクリーニングをしてくれる歯医者さんの予約が取れたから一緒に来て行こうよ。ワインやコーヒーのステインも綺麗に落ちるよ。」と誘われ、いつ歯医者に行ったのかも思い出せないくらいな状況で森山歯科医院を訪問しました。
 
どれだけ、黄ばんだ歯が白くなるのかを楽しみに診察室に入ると、まず、歯のCTを撮りますと言われ、設備充実していることに感心しました。
診察台の前のモニターに自分のCT画像が映しだされ、先生から「本日は、歯のクリーニングはできません。下の前歯が抜けてしまいます。」とのショッキングな初期診断結果を告知され、思わず、「どうしてですか?」と叫んでしまいました。
 
森山先生が懇切丁寧に、「歯周病という歯茎の病気があって、今の状態は、ほとんど歯の根っこが歯茎に支えられておらず、隣の波同士で支え合っていて、いつ抜けてもおかしくないです。」と説明してくれました。
 
先生は、「インプラントなどいろいろと方法は考えられますが、自分の歯を大切に維持していけることが一番ですので、時間はかかりますが、歯垢の掃除を丁寧にして、今より悪くならない状況にして、元々ある歯が抜けないような補助策を試してみませんか。」という患者の立場に立った治療方針を説明してくれました。
 
その後、2ヶ月の間、週一で通院し、麻酔まで使ってくださり、全ての歯と歯茎の掃除を根気強く完遂してくれました。
その結果、下の前歯を裏側で支える治療を施してもらい、アワビや堅焼き煎餅を自分の歯でかじれる生活を続けられています。
 
森山先生の「自分の歯を大切にして、そのための個人でのケア指導と定期的な検診とクリーニングを基礎としたクリニックの運営には本当に感謝しています。