予防・クリーニング|久我山で歯医者をお探しの方は【医療法人社団 信英会 森山歯科医院】まで

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予防・クリーニングPREVENTION

大切な歯をいつまでも
失わないために
歯科医院でプロによる
予防ケアを

当院では治療後のメンテナンスに力を入れ歯科衛生士による高精度な予防ケアを行っており、予防先進国スイスの精密医療機器メーカーEMS社の「GBT認定クリニック」です。

お一人お一人に1時間ほどしっかり時間を確保し、エアフローなどの専用機器を導入して丁寧に行うメンテナンスは高い効果が期待でき、リコール(定期検診)で繰り返し通院される患者さまも多くいらっしゃいます。ぜひ1度、当院の予防・クリーニングを受診してみてください。

予防システム「GBT」とは

当院でのメンテナンスにはGBTという考え方を取り入れております。

GBT(GuidedBiofilmTherapy)とは、歯科予防ケア先進国のスイスで作られた「より効果的で身体に優しい治療」を追求して生まれた予防システムです。
むし歯と歯周病の原因は、主に「バイオフィルム(細菌の塊)」です。当院では、エアフローという機器を導入し、普段の歯ブラシでは取り切れない「バイオフィルム」をすみずみまで取り除きます。

バイオフィルムとは

バイオフィルムとは、粘性のある細菌膜のことで、歯の表面に付着し、簡単には剥がれません。この膜には、細菌が多く潜んでおり、むし歯や歯周病の原因となります。

バイオフィルム1mgの中には約2億個の細菌がいると言われ、これを放置してしまうと、むし歯や歯周病はもちろん、誤嚥性肺炎のリスクやその他の全身疾患のリスクも高くなってしまいます。
特に誤嚥性肺炎は、嚥下機能が低下した高齢者に起こりやすく、死亡率も高くなっています。食事などの際に口腔内の細菌が誤って気管に入ると、誤嚥性肺炎の原因となります。
口腔内の細菌の数を減らすためには、歯に付着したバイオフィルムを取り除く口腔ケアが重要とされるため、GBTは、お口の中の健康はもちろん、全身の健康のためにも有効です。

従来の治療とGBTの違い

従来の歯周病治療では歯石除去を目的とするメンテナンス方法でしたが、
・バイオフィルムが50%しか取り除けない
・人によっては不快感を感じることがある
・歯面を余計に傷つけたりする
などといった可能性がありました。

その従来のメンテナンスと比べGBTに基づくメンテナンスは、粘性のある細菌膜(バイオフィルム)を可視化できるよう染出し、エアフローによって直接器具を歯面に触れる事なく汚れを除去します。抗菌剤や消毒剤、研磨剤を使わないため、歯や歯肉を傷つけることがありません。また、治療にかかる時間が短縮され、患者さまへの負担を大幅に軽減することができます。

GBTの理念を理解した
メンテナンス

当院はEMS社のGBTシステムの理念を理解し、かつ技術を持ったクリニックのみが認められるGBT認定クリニックです。EMS社のエアフローを導入し、GBTに基づくメンテナンスを行っています。

※自由診療です。エアフロー代:3,850円(税込)+保険診療代(2,000円〜3,000円)が発生します。
リスク:喘息など持病がある方は、処置を受けられない場合があります。汚れが多い場合は2回に分けて行います。

「エアフロー」による
クリーニングとは

EMS社のエアフローとは、微細なパウダー粒子をジェット噴射で歯や歯周ポケット内に吹き付けて清掃を行う機器です。歯や歯ぐきを傷つけることなく、こびりついたバイオフィルムやプラーク、着色汚れなどを効果的に落とすことができます。少量のパウダーで効率的に汚れを落とすので、粉が舞ってむせるなどの心配もありません。

エアフローを使ったメンテナンスは「まったく痛くない!」「見違えるほど歯がキレイになった!」「お口の中がスッキリした!」など、患者さまにも大変好評です。

当院で使用しているパウダー

  • エアフローパウダー プラス
    (エリスリトール)

    糖アルコールの一種であるエリスリトールをベースにしたパウダーで、むし歯の発生を減少させ、バイオフィルム除去、軽度のステイン除去に使われます。

  • エアフローパウダー レモン
    (炭酸水素ナトリウム)

    炭酸水素ナトリウムをベースとしたレモンフレーバーのパウダーで、バイオフィルム除去、重度のステイン除去、早期の歯石除去に効果的です。

予防・クリーニングの種類

当院の予防ケアは、セルフケアの基本となるTBI(ブラッシング指導)や、PMTC(専用機器によるクリーニング)、フッ素塗布まで、60分もの時間をかけて丁寧に行っています。

TBI

TBIとはトゥース・ブラッシング・インストラクションの略で、「歯磨き指導」のことです。汚れを染め出して磨き残しをチェックしたり、歯ブラシやデンタルフロスの使い方の確認など、正しいセルフケアの方法をお伝えします。

PMTC

PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略です。歯科医師または歯科衛生士が、専門の機器を使って歯や歯周ポケットのプラーク・歯石を除去し、プラークの再付着を防ぐために歯の表面を磨き上げます。

フッ素塗布

フッ素塗布とは、高濃度のフッ素を歯面に塗ることです。フッ素は歯質を強くし、むし歯菌を抑制するなどの働きがあります。当院ではお子さんだけでなく、大人の方にも行っています。終了後は、うがいや飲食は30分ほど避けてください。

自分の歯で
一生過ごすために
定期検診の受診を

むし歯・歯周病を早期発見できる

むし歯や歯周病は、初期の段階では自覚症状がほとんどありません。定期検診では歯科医師や歯科衛生士がお口の中をすみずみまでチェックしますので、むし歯や歯周病を早期発見でき、負担の少ない段階で治療が可能です。

口臭の予防ができる

普段の歯磨きだけでは取り切れない歯垢や歯石が口臭の原因となっていることがあります。また、歯周病よる歯ぐきの出血や膿も口臭の原因となるので、定期的なクリーニングを受けることが必要です。

わずかな変化にも気がつける

定期的にお口をチェックしていると、ごく初期のむし歯や歯ぐきの腫れ、粘膜や歯並びの異常など、お口のちょっとした変化にも気が付きやすくなります。歯磨きの状況や食生活などもうかがいながらサポートいたします。

適したケア方法がわかる

お一人お一人、歯の生え方や歯磨きのクセは異なります。磨けていない箇所をお伝えし、歯ブラシやデンタルフロス・歯間ブラシの選び方、効果的な使い方をアドバイスしますので、どのようなことでもおたずねください。

厚生労働省の調査でも、むし歯や歯周病予防のために「歯科医院の定期検診に通う」方の割合が増加傾向にあります。また、「80歳以上で自分の歯が20本以上残っている」方も増えてきています。(※)
このように大切な歯を守るには、ご自宅で行う「セルフケア」と歯科医院での「プロの予防ケア」を受けることが大切です。当院では、常にトレーニングを積んでいる歯科衛生士が高精度の予防ケアを提供していますので、お口の健康をご一緒に守っていきましょう。

※出典:厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査」